2025
出演者情報

トビアス・ヴェーゲラー(指揮)
ウィーン・フォルクスオーパー常任指揮者
ウィーン音楽大学、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学でチェロを、フランツ・リスト音楽大学、チューリッヒ芸術大学で指揮を学ぶ。19 年中部ドイツ放送協会指揮者コンクール優勝。


マルティン・ヴェーゲラー
クラリネット
ウィーン国立音楽大学、ウィーン国立工科大学卒。オーストリアを中心に、数多くの室内楽、アンサンブルに参加。リンツ・ブルックナー音楽大学講師。また、工学博士として上部オーストリア州の要職についている。

植田 克己
ピアノ、マスタークラス講師
東京藝術大学音楽学部及び大学院修了。1977年ロン=ティボー国際コンクール第2位大賞受賞。ソロはもとより室内楽奏者として幅広く活躍の他、国内の主要音楽コンクールの審査員を務める。東京藝術大学名誉教授、上野学園短期大学特任教授。

永井 和子
アルト
国立音楽大学声楽科卒。同大学院オペラ科修了。第19回民音コンクール第1位入賞後、歌手、コンサート歌手として活躍。東京藝術大学名誉教授、常葉大学短期大学部客員教授、新国立歌劇場オペラ研修所前所長。

澤江 衣里
ソプラノ
国立音楽大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程及び博士課程修了。第79回日本音楽コンクール2位入賞。第11回東京音楽コンクール最高位。後期バロックから現代まで幅広いレパートリーを持つコンサート歌手として活躍している。

紀 野 洋 孝
テノール
東京藝術大学声楽科卒。同大学院博士課程を修了。日本トスティ歌曲コンクール2015で第2位、副賞で短期イタリア研修を修了。
麻布中学・高等学校専任教諭。多くのコンサートでソリストとして活躍している。

森 翔梧
バス
東京芸術大学音楽学部卒、同大学院オペラ専攻修士課程修了。
日本トスティ歌曲コンクール2023第1位、奏楽堂日本歌曲コンクール第1位、トスティ国際歌曲コンクール2024(イタリア)第3位。

坂 井 玲 子
ヴァイオリン
東京藝術大学卒業後、新日本フィルハーモニー交響楽団に在籍。その後ハンブルグ国立音楽大学に学び、ハノーヴァー・ニーダーザクセン州立歌劇場管弦楽団に14年間在籍。ドイツ学園ヴァイオリン講師、日本演奏連盟会員。

伊藤 太郎
ヴァイオリン
国立音楽大学を首席で卒業(矢田部賞受賞)在学中、同大学の学生として初めて大学所有1723年製ストラディバリウス「ヨアヒム」を貸与された。皇居での御前演奏に出演。日本フィルハーモニー交響楽団団員。

佐々木 駿
トランペット
本音楽祭の当初からの楽団員。国立音楽大学付属高校卒業後アントン・ブルックナー音楽大学に留学。
平成音楽大学講師、岩手大学教育学部音楽科非常勤講師、岩手県警察音楽隊講師。

児玉 智
合唱団指導
1982年国立音楽大学教育音楽学科卒業。大学時代に専門的な合唱団活動、古楽アンサンブル活動を行う。同年より県立高等学校音楽教諭として現在に至る。これまで5校の勤務経験を有し、部活動では合唱、吹奏楽、箏曲合奏、弦楽合奏、管弦楽の指導と演奏指揮を行う。また、県内外小学校合唱部のコンクール実技指導や音楽教諭対象の合唱指導法、ICTを取り入れた音楽授業活動の研修会講師も務める。元宮崎県高等学校文化連盟事務局長、日本音楽専門部委員長を務め、宮崎県高等学校総合文化祭日本音楽部門(箏曲合奏)審査員の他、第43回全国高総文祭2019さが総文、第47回 2023かごしま総文日本音楽部門審査員を務める。元都城クリスタルコール指揮者、現在、宮崎コールフロイント指揮者、宮崎メサイア合唱団指揮者


日本モーツァルト青少年管弦楽団
Mozart Jugend Orchester Japan
モーツァルト生誕250年を記念して、国際モーツアルト財団が五大陸に一つずつ
「正統的なモーツァルトの楽曲を演奏する質の高い青少年のオーケストラを作る」ことを
提唱した。アジアでは馬込勇氏がその任を受けて2000年に結成したオーケストラで、
モーツァルトの音楽を通じて芸術性を高め、青少年による国際親善を図るために
活動を行っている。
2001年にはザルツブルクにおける「2001―2006モーツァルト記念演奏会」に
国際モーツァルト財団の招きで幕開けの演奏を行い、高い評価を受けた。
さらにその年12月に合宿を行った宮崎県川南町で町との共催で「モーツァルト祭」を行い、
その成功により「モーツァルト音楽祭」として活動を展開してきた。
その間4年ごとにヨーロッパ演奏旅行で現地での公演を好評裡に行ってきた。
特に2013年にはリンツ市ブルックナーハウスやウィーン楽友協会大ホールで、口蹄疫や東日本大震災からの
復興を願うスルツァー作曲の「復興ミサ」を川南モーツァルトフェスト合唱団と共に演奏した。
また、2017年にはオーケストラの他、イタリアのプレシアやローマも訪れ、ローマで最初に作られた
キリスト教会「ラテラノ大聖堂」で交響詩曲「伊東マンショ」を演奏した。
来年、2025年春にはヨーロッパ演奏旅行が計画されている。

モーツァルト・カンマーオーケストラ Mozart Kammer Orchester
日本モーツァルト青少年管弦楽団を卒団したメンバーを中心に結成。2015年には日本モーツァルト協会の東京文化会館における定期演奏会に出演して好評を得る。
その後、協奏曲や歌曲の伴奏、学校訪問演奏等を行っており、2016年には西都市での
「伊東マンショ講演会・演奏会」で交響詩曲「伊東マンショ」を川南モーツァルト合唱団と共に演奏した。

川南モーツァルトフェスト合唱団 Kwaminami Mozart Fest Chor
川南町モーツァルト音楽祭のために宮崎県内外の音楽愛好家で毎年結成される合唱団である。演奏の際には高鍋高校合唱部も参加し、さらに社会人になって入団する卒業生も出てきている。
これまでにモーツァルト、ハイドン、ブルックナー、ヘンデル、ベートーヴェンのミサ曲をはじめとする宗教音楽やオルフのカルミナ・ブラーナ、スルツァー氏の復興ミサ、出田氏の「伊東マンショ」などに
オーケストラと共に取り組んでいる。
昨年まで温かくご指導いただいた末平浩康先生の退任にともない、
今年から児玉智先生を新たなコーラスマスターにお迎えした。
児玉先生の指導のもと、高校生から80代の方、初心者から経験者までの方と、様々なメンバーが、
一流の音楽家、青少年オーケストラと大曲を共演演奏できることに喜びを感じ、毎月2回の練習を行っている。
2005年以降4年ごとに日本モーツァルト青少年管弦楽団とともに4回のヨーロッパ公演を行ってきた。
2025年春には5度目の欧州遠征を計画中である。

