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2024

​出演者情報

ミヒャエル・オーマン(リコーダー / 指揮)

「音楽専門誌トッカータ」に「我々の時代で最高のリコーダー奏者の1人」と紹介される等、国際的に名声を博すとともに、現在最も活躍しているリコーダー奏者、バロックアンサンブルの主宰者。
リンツ・ブルックナー音楽大学にて、W.v.ハウゼ、K.ベーケのもとで
リコーダーの研鑽を積むとともに、B.スルツァーにアンサンブル・音楽解析学を学ぶ。26歳の若さで、同大学の室内楽、アンサンブルの教授になる。
ルネッサンス・中世のバラードからバロックのソナタ、協奏曲、さらに
現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、高校生のディナー、ロジャー・ノリントンほか世界的に著名な音楽家と共演を行い、世界的に活躍している。2001年から、オーストリア・バロック・カンパニーを主宰し、
17〜18世紀の音楽に特化したバロックアンサンブル(古楽器アンサンブル)の活動を精力的に行っている。
​リコーダーのためのセミナー、ワークショップやマスタークラスの講師としての後進の指導を行うほか、中世・ルネッサンスの音楽、及び現代音楽の教育者として活躍している。なお、彼は様々なサイズとデザイン(中世、ルネサンス、バロック)の約30本のリコーダーを所有している。

アンナ・マリア・パーマー

ソプラノ、マスタークラス講師

ウィーン国立音楽大学でチェロ、歌曲、オペラ及び演劇を学ぶ。その後、チューリッ

ヒ国立歌劇場に所属。オペラ歌手としては1995年ザルツブルク音楽祭において作曲

家ツィンマーマンの指揮のもとで大成功をおさめた後、ライプチヒ、ウィーン、ケルン

の他ドイツ、オーストリアの主要歌劇場で活躍するとともに、室内楽においてもアルデ

ィッチ弦楽四重奏団、ハーゲン弦楽四重奏団、ウイーン・ピアノトリオ他著名アンサン

ブル、著名ソリストとの共演も多い。歌曲のレパートリーはジャンルの幅が広いが、特

に20・21世紀の作曲家の楽曲に取り組んでG.クライスラー、R.フッチス、B.スル

ッアーなどの作品の初演を行っている。

 現在はドイツやオーストリアの主要歌劇場で活躍するとともに、パリのオペラ座でド

イツオペラの指導コーチを務めている。

永井 和子

アルト

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオ研修生を終了し、最優秀賞と第1回川崎静子賞受賞。文化庁オペラ研修所終了。文部科学省在外派遣研究員としてジュネーブで研鑽。

第19回民音コンクール第1位。第1回グローバル「東敦子賞」、第15回ジロー・オ

ペラ賞、第2回松村賞を受賞。中山貞一、伊藤京子、小松道子に師事する。

 数々のオペラに出演するなか、ジュゼッペ・シノーポリに抜擢されて「蝶々夫人」ス

ズキ役でヨーロッパデビュー。2010年新国立劇場のオペラ「鹿鳴館」の初演では草乃役で出演。コンサート歌手としては、團伊玖磨の最後の歌曲作品「マレー乙女の歌へる」(全31曲)の初演が2002年にCDとなり、2011年度音楽之友社主催のレ

コード・アカデミー賞(声楽部門)」を受賞          

東京藝術大学教授、常葉学園短期大学客員教授、新国立歌劇場オペラ研修所所長を歴

任し、現在二期会会員、日本演奏家連盟会員。

​植田 克己

ピアノ、マスタークラス講師

東京藝術大学音楽研究科修了。
伊藤純、松浦豊明に師事。1969年

東京藝術大学音楽研究科修了。伊藤純、松浦豊明に師事。1969年第38回日本音

楽コンクール入選。1971年安宅賞、1973年クロイツァー賞受賞。1975年から1979年までドイツのデトモルト音楽大学とベルリン芸術大学に留学。クラウス・シルデに師事。1977年第17回ロン=ティボー国際音楽コンクール2位受賞。1978年イタリアのポジターノにおけるヴィルヘルム・ケンプによるベートーヴェンの講座を受講。

その後、日本、ヨーロッパ各地、中国などで演奏活動を展開。リサイタルおよびベル

リン交響楽団やNHK交響楽団をはじめとする内外のオーケストラや室内楽との共演で活躍。1968年から2005年まで「植田克己ベートーヴェン・シリーズ」全27回を開催し、ピアノソナタ、変奏曲、室内楽曲、歌曲を網羅して演奏し、大きな話題となった。2007年より「植田克己作曲家シリーズ」を開始。

これまでにケルン音楽コンクール、浜松国際ピアノコンクール、ジュネーブ国際音楽

コンクール、日本音楽コンクールなど国内外の音楽コンクールの審査員を務めてきている。

元東京藝術大学音楽学部教授並びに音楽学部長。現在元東京藝術大学名誉教授、上野学園大学特任教授

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